こんにちは!
家住楽気(やすらぎ)の酒井です。
さて、今回は、淀屋によって土佐堀川に架けられた、大阪市民に親しまれ、また国の重要文化財でもある淀屋橋のご紹介です!
淀屋橋/淀屋によって土佐堀川に架けられた大阪市民に親しまれる橋
こちらが大阪市北区中之島1丁目から中央区北浜3丁目間に架かる淀屋橋。
橋の上を1日に7万人が渡り、6万台の車が通る、まさに大阪の大動脈と言われる御堂筋に架かるに相応しく、
大阪市民にとっては最も有名で必要不可欠な存在の橋と言っても過言ではないと思います。
ちなみに、現在の淀屋橋は、大正11年(1922)から始まった第1次都市計画事業の一環として意匠設計の懸賞募集が行われ、
昭和10年(1935)に完成したもので、「デザインがたいへん優れ、周辺の環境とも調和している。」といった理由から、
大阪市が行った橋に関する意識調査結果では、大阪市民にとって最も魅力を感じる橋として名を馳せるのが、こちら淀屋橋なんですね!
そんな淀屋橋から少し離れた場所には淀屋の屋敷跡と淀屋の碑がひっそりと建てられています。
大阪に近しい方であれば常識レベルのお話ですが、淀屋橋は江戸時代に当時日本一の材木商だった淀屋によって
橋長約65m、幅員約4mの橋が架けられ、淀屋の名にちなんでつけられたのが、淀屋橋の始まりです。
と、ここまでならばとてもいいお話だったんですが。。。
実は、淀屋家は、堂島米市場や天満青物市場、さらに雑喉場(ざこば)魚市場の形成に多大な貢献をしたといわれながらも、
宝永2年(1705)、倹約令違反という口実のもとに突如としてに闕所(けっしょ)処分=財産没収刑とされ、家が断絶になってしまったんです!
何ともやるせないというか、悲しいお話です。。。
そんな淀屋橋の現在の姿がこちら!
1935年(昭和10年)に完成した橋長53.5m、幅員36.5mの鉄筋コンクリート造りのアーチ橋です!
ちなみに、初代淀屋橋は、明治18年(1885)の大洪水で流失したそうな。
徒歩で渡るとよくわかるのですが、淀屋橋、非常にデザイン性が高いものとなっています!
橋のたもとにある街灯もこの通り!
レトロというか近代的というか、一般的な橋に比べるととても豪華なイメージです!
パリのセーヌ川を参考に景観に配慮したデザインだそうでう、一部補修された以外は懸架された当時のままの姿が残っているんだとか。
土佐堀川の西側には、三井住友銀行や建替えられたフェスティバルホールなどが見えます!
東側には、大阪市庁舎や中之島図書館など、こちらも意匠の優れた建築物が望めます!
1日に7万人が渡り、6万台の車が通る橋長53.5m、幅員36.5mの鉄筋コンクリート造りの淀屋橋。
大阪市民をはじめ、全国から来られる方々のため毎日休まず働き続けます。
2008年(平成20年)、「大江橋及び淀屋橋」として、コンクリート橋としては珍しく重要文化財に指定されたのも、その働きあってのことではないでしょうか。
これからもよろしくお願いいたします!
以上、淀屋によって土佐堀川に架けられた大阪市民に親しまれる国の重要文化財でもある淀屋橋のご紹介でした!
◎名 称:淀屋橋
◎住 所:大阪市北区中之島1丁目から中央区北浜3丁目間
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◎URL:━
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