こんにちは!
家住楽気(やすらぎ)の酒井です。
さて、今回は、日本三景「安芸の宮島」として知られる広島県廿日市にある神社、厳島神社のご紹介です!
厳島神社/日本三景「安芸の宮島」として知られる広島県廿日市にある神社
海の上に神秘的に立つ荘厳な雰囲気を漂わせる厳島神社。
と、ご紹介したかったのですが、あいにくの干潮のため海の上ってわけにはいきませんでした。。。
が、まあそれは置いといて、こちらは日本三景「安芸の宮島」として全国的にも有名な厳島神社です!
参道にもがっつりと「日本三景 宮島」と書かれています!
初めての方はご存じないでしょうが、厳島神社まではフェリーの降り口から約1kmほどの参道を
歩くことになります。
こちらは、表参道 御笠浜石鳥居です。ここまでくると厳島神社まではあと少しです!
厳島神社と言えばこれ!鹿ですね!
奈良公園の鹿に負けず劣らずの鹿具合が楽しめます!
では、宮島の鹿も奈良の春日大社の神鹿と同じく、神のお使いとしてここに生息しているのでしょうか?
奈良の春日大社の鹿のように宗教的な関係は意外にもないそうです!
厳島神社の鹿は神使とされているそうですが、春日大社のような神鹿伝説は存在しないそうで、その信ぴょう性には疑問があるそうです。
実際には、厳島神社に生息していた野生の鹿に住民が観光振興のため餌を与えたため今のようになった。
これが厳島神社に鹿がたくさんいることの有力説なんだそうです!
鹿話でずいぶんと話が長くなりましたが、そうこうしているうちに参拝入口に到着いたしました。
こちらが東廻廊入口です!
ちなみに、現在は入口ですが、はじめは出口だったそうです。
なんだかよくわかりませんが、拝観料をお支払いして中へと進みます!
と、その前に、厳島神社について少しご説明を。
厳島神社は、1996年世界遺産に登録された原爆ドームと並ぶ広島の観光スポットです。
「神を斎(いつ)き祀(まつ)る島」という語源のように、古くから宮島そのものが神として信仰されいます。
厳島神社の御祭神は、天照大御神と素盞鳴尊が高天原で剣玉の御誓をされた時に御出現になった市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命。
御皇室の安泰や国家鎮護、また海上の守護神として古くから崇信されたそうです。
また、2012年1月8日から12月23日まで放送されたNHK大河ドラマ第51作「平清盛」縁の地でもある厳島神社。
平清盛がこの厳島神社を崇敬し、仁安3年(1168年)に寝殿造の様式を取り入れた御社殿に修造しました。
そんな厳島神社は、日本三景の一つであると同時にユネスコの世界文化遺産でもあるんです!
そんな歴史ある厳島神社を今訪れているというわけですね!
話を戻して、こちらは東廻廊入口からすぐにある客神社(まろうどじんじゃ)です!
こちらは拝殿になりますが、この客神社ですべての祭典がまず行われるそうです。
こちらは東回廊の途中の写真です。
が、ご覧の通り補修工事の真っ最中。。。
実はこの写真を撮った時、厳島神社は大規模な修繕工事を行っている最中でした!
世界遺産の補修工事を見る機会なんてめったにないので、ある意味稀少な体験でした!
あとでご紹介いたしますが、海上に浮かぶあの有名な厳島神社の大鳥居も補修中だったんですね!
こんな感じで腐食が進むようです。
よく見るとフジツボらしきものがへばりついていて、やっぱり海の中って感じがします!
厳島神社の大鳥居に掲げられていた扁額(へんがく)です!
改修工事の間だけ特別に展示されているそうで、こちらも運よく貴重なものが見れました!
この扁額は、縦2・6m、横2・45mもあるそうです!
ちなみに、一坪(畳2枚分)が1.82m×1.82mなので、かなり大きいってことがわかりますね!
そんな扁額は、社殿側と沖側の2枚あり、しかもその内容が違うんです!
沖側の額は「嚴嶋(いつくしま)神社」で社殿側は「伊都岐島(いつきしま)神社」と書かれてあります。
つまりこの写真の扁額は社殿側の扁額ってことになります。
そして、この大書は江戸末期の倒幕軍や明治新政府で活躍した有栖川宮熾仁(たるひと)親王の筆なんだそうです!
続いては、厳島神社の本社本殿を拝殿から撮った一枚です!
厳島神社の本殿は593年の創建され約1400年ほどの歴史があります。
法隆寺の創建が607年と言われているので、それとほぼ同じと言うことになりますね!
安芸の国の権力者「佐伯鞍職」が夢の中で神託を受けて宮島の御笠浜に「伊都岐島神社」を創祀したのが始まりだそうです!
その後、1168年に平清盛によって現在の社殿に改築されたのは先のご説明の通りです!
そして、天井も立派なんです!
最上級の格式である「折上小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)」!
今までに見たことがないくらい立派な天井です!
床板も一枚物のしっかりしたもので、好きな人にはかなり好きな感じだと思います!
平舞台に設置された高舞台です!
そしてそこから見える足場で囲まれた建造物こそが、かの有名な大鳥居なんです!
まるでマンションの大規模修繕工事のような物々しい雰囲気ではありますが、間違いなく大鳥居です!
現在の大鳥居は、明治8年(1875年)に再建された8代目です。
それでも145年ほどの歴史があり、またその高さは16.591m、重さも約60トンを、そりゃ補修も必要になるなって感じです。
本来ならば、海に浮かぶ朱色の大鳥居といったところなのでしょうが、逆にこの姿が稀少とも言えますね!
全体の改修工事は、令和 5年 2月28日を目途に終了する予定ですが、大鳥居の補修完了予定は未定とのこと。
なので、この状態はいつまで見られるかわかりません。
もしご興味をお持ちであれば、一度足を運んでみてはいかがでしょうか!
以上、日本三景「安芸の宮島」として知られる広島県廿日市にある神社、厳島神社のご紹介でした!
◎名 称:厳島神社
◎住 所:広島県廿日市市宮島町1-1
◎T E L:0829-44-2020
◎営業時間:下記URL参照
◎定休日:下記URL参照
◎URL:http://www.itsukushimajinja.jp
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